コクの極み。 

塾講師をやってる大学生です。4月から社会人になるらしいです。趣味の話や勉強の話などいろいろしていきます。駅メモ始めました(ID:RODIME4098)。

【書評】ゆるくても続く 知の整理術(だいわ文庫)

 今回まとめていくのはこちら。

ゆるくても続く 知の整理術 (だいわ文庫)

ゆるくても続く 知の整理術 (だいわ文庫)

  • 作者:pha
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2019/11/09
  • メディア: 文庫
 

ぼくのスタンスと似たようなところがあるので、読んでいて共感する箇所は多くありました。ここでは、本書の基本となっている四大メソッドと、個人的に印象に残った部分をまとめていきたいと思います。

四大メソッド

デジタルよりアナログ

アナログはより多くの五感を使いやすくなる。

活字を追ったり、声に出して読んだりするのは、電子書籍でも紙の書籍でもできる。

紙の本であれば、紙の感触、におい、そして味(?)もも記憶の断片として脳にインプットされる。

小学生の頃、自分で書いたノートをむしゃむしゃと食べていた時期があったが、もしかすると、五感をもってとらえようとしていたのかもしれない。 

書くと進む

言語化」というのは人間ならではのツール。

文字に起こしたり、実際に誰かに伝えることで自身の理解を深めることができる。

このブログを書いているのも、ぼく自身の記憶を拡張するため、そしてより理解を深めるため。

情報よりメタ情報

情報単体ではあまり意味がない。その周辺を固めてこそ本来の価値を享受できる。

授業で雑談をする先生とかがたまにいるけど、記憶のひも付けとして有効な手段だったりする。一応僕もそのつもりで雑談を挟んでいるつもり(現役塾講師)。

制限は力

何もかもが自由では、どれから手をつけるべきかわからなくなる。

金銭、時間、地理的な制約があることで、「今ここでやらなきゃ」という心理がはたらく。

 

「牛の消化」みたいに覚える

 人間には、長期記憶と短期記憶というものがある。

 いわゆる学校の勉強で必要とされるのが長期記憶で、

 昨晩ごはんや昨日着た服といった、すぐに忘れるような記憶を短期記憶という。

 テストや仕事、そして日常生活で使えるようになるには、長期記憶にさせる必要がある。

Twitterはウォーミングアップに最適

  ぼくは大学2年くらいになってから、ブログとかYoutubeで発信していくのもいいかなー、なんて思って、ノリと勢いで始めてみたけど、いきなりブログやYoutubeでアウトプットしていくのはハードルが高すぎる。準備体操もなしにいきなり大技を決めるようなものなので、その前段階に何かしらのウォーミングアップが必要になる。そのひとつがTwitter