コクの極み。 

塾講師をやってる大学生です。4月から社会人になるらしいです。趣味の話や勉強の話などいろいろしていきます。駅メモ始めました(ID:RODIME4098)。

海外に行くからこそ日本食を食べるというポリシー

 ぼくは大学4年間で、10か国ほど旅してきた(一部は大学の研修とか留学)。ロンドンでゴツいおじさんたちとビールを飲んだり、ラオスの村でコオロギやトカゲを食べたり、アメリカのシアトルで大型犬に襲撃されたり…。

 そんなぼくが海外に行くとほぼ必ずすることは、現地で日本食を食べること。「せっかく海外に来たんだから…」という人もいる。でも、それもなんか違うかなと思っている。むしろ、海外に来たからこそ、日本食を食べるべきだと思っている。

 海外で日本食を食べるといっても、日本で使っている材料と違うことがほとんど。ジャポニカ米(日本人が食べ慣れているやつ)とインディカ米(細長くてパサパサしてるやつ)とか、魚もアジアと欧米では輸入国が違ったり。味つけも現地の好みに合わせていることが多い。

 「海外の日本食は美味しくない!日本の味が一番!」みたいなネット記事やツイートを見たりするけど、考えがズレてるなと思うばかり。結局は日本の味に慣れているだけの話。海外の食が悪いわけじゃなくて、相性が悪かっただけではなかろうか。

 海外の和食レストランに行くと、店員さんに話しかけられることがたまにある。「日本と比べてどう?」とか、「店の雰囲気は日本と似てる?」とか。

 チェーン店や市街地の有名店より、地元民が通う知る人ぞ知るお店の方が、アットホームな雰囲気で色々聞かれたりする。それなりに語彙力が要るけど、まあなんとかなります。

※英検準1級、TOEIC 865点を取得している場合です。それでも実践力に差はあるのであくまでも参考までに。

海外(特に欧米)の和食レストランにありがちなこと 

浮世絵チックな絵が多い

 飾られている絵は、浮世絵っぽいのが多い。日本の雰囲気を出すとなると、やっぱり浮世絵が効果的なのでしょう。それでいてお相撲さんとか花魁?っぽい人とか。あと歌舞伎も多いかな。とにかく江戸時代って感じ(語彙力)。

アジア系のスタッフさんはだいたい中国人

 普通の店と比べて日本人は比較的多くなる。でも店員さんのネームプレートを見ると、 「李さん」「張さん」がめっちゃ多い。 どういう経緯か知らないけど、おそらく日本っぽさを出すためなのかな、と。 

味は本当にさまざま

 ぼくの一存だけで美味いまずいと言うのは無粋だけど、やはり味は多種多様の一言に尽きる。 それでも傾向を挙げるならば、都市部の方が、日本の味をより忠実に模倣している気がする。

 日本人から生の感想を聞く機会が増えるからなのかな。そもそも、のどかなとこに行くと日本食レストランなんてなかなか無いし。

高い。ただ高い。

 現地で食べられている料理と比べれば、幾分か高くなる。日本に来たマレーシア人の友達がマレーシア料理の店を見た時、「いやいや高すぎw」とか言ってたのでおそらくはそれと同じような感覚。

 イギリスにいった時はラーメンで一杯で2000円以上かかるなんてこともあった。物価が高いから、(日本の相場)× 1.2~1.5 くらいで考えるとわかりやすいと思う。そう考えても、1500円を超えるラーメンがあったら少しためらう。

 そんなぼくが食べた、11.5ポンド(1,600~1,700円くらい)のとんこつラーメンがこちら。

 びっくりするくらいの細麺で、「これそうめんじゃないですか」って店員さんに聞きたかったけど、食べてみたら超絶美味しかった。日本のお店でも全然イケる。イギリスに長期滞在しても、日本の味が恋しくなったらここに行こうかと思う。

 一応リンクも貼っておこうかと。

tonkotsu.co.uk

まとめ 

 「そこまで海外に行きたくなるのはどうして?」と聞かれることがあるけど、おそらくぼくが海外に行く動機というのは、「ギャップ」を目の当たりにすることと、別の生活圏の人たちと話すことなのかもしれない。

 その中でも特に触れる機会が多いのが、だったり人の文化的背景モノの考え方だったりするから、現地に行かなければわからない。

 これを読んでくださった方が海外の食や文化に興味を持っていただければ、実際に海外でそれらを体感してくだされば嬉しい限りです。