【コスパ旅】”みさきまぐろ”と海を求めて
こんにちは、コクの極みです。以前こちらの記事でも書いた通り、最近ママチャリを使うことがまた増えてきました。
現在東京と埼玉の狭間に住んでいる僕ですが、ふと思ったのです。「横浜くらい(約30km)ならチャリで行けんじゃね?」そんな勢いで始まったのです。ロードバイクなら、電車に持ち込んで房総半島や逗子方面をサイクリングできたかもしれません。さすがにママチャリは無理がある。そこで、行ける範囲でママチャリを漕ぎ、途中から電車に乗って旅をすることにしました!自転車で移動することで交通費も節約?できるのでおそらく一石二鳥なんじゃないかと。そこで今回は、日吉駅で自転車を止め、神奈川県の先っちょ(三浦半島)まで電車で行くことにしました。
旅程はこちら↓
自宅ー日吉
朝5時半に起床。そして朝6時に出発。外はもちろん真っ暗。車も人もあまり通らない。自転車を漕ぐたびに車輪の音が響くだけ。ただ無心に自転車をこぎ続けた。気がつけば朝日が差し込み、街は人と車で溢れかえる。
日吉ー三崎口
駐輪場で150円を払い、日吉駅の改札へ。休日でも慶應の学生がたくさん行き交っている。ここからいつもの電車たびがスタート。
さすがは横浜市。電車は激混みでした。あえて各駅停車で乗ってゆっくりするのもありだったかな、と考えているうちに横浜駅に到着。
横浜からは京急本線に乗り換え。レトロな車両でしたが、横浜ー上大岡あたりは人が多くて旅を楽しむって感じではなかった。金沢八景に着くとどっと人が降りていった。久里浜に着く頃にはもう横浜の面影はない。僕が求めていた海の見える街。
三崎口で探索
三崎口駅を降りて、まずは海へ向かって歩く。特に何のプランもなく、ただ赴くままに歩く。海へ向かう途中、景色は一面畑に。ほとんどは大根。ググってみると、三浦半島の大根は江戸時代には栽培がすすめられ、国の指定産地(安定して作物を生産できている、というお墨付き)なんだとか。勉強になりました。
大根畑を進んでいくと、海が少しずつ見えるように。さらに海の向こうに、富士山が霞んで見える。砂浜に足がゆっくりと沈んでいく。この感覚がなんかいい。そう思いながら砂の中に足が囚われて行く感覚を味わった。ついでに靴の中に砂が入りまくる不快感も味わった。
海で体力を回復したところで、お腹を満たすため近くの食堂へ。刺身は何としても食べたかったので、「海鮮丼」と書かれている場所へ。(まぐろをウリにした町なので大体売ってますが…
僕は1300円の海鮮丼定食を注文。
やはり現地でいただく食には美味しさの魔法がかかっている。「本場の食材を使用している」という言葉に寄せ付けられてしまう。萌え萌えキュンなんかとは比べ物にならないくらい。
他にも行きたいところはあったけど、また30kmの道のりを帰ると思うと、長居もできない。あまり遠くはないしまた行きたいと思えたのでまた今度行こう。海を摂取したいし。
そして帰宅
疲れてはいたけど、暖かい午後の日差しで漕ぎやすかった。人の多いところは避けたので、休日の東京でも快適なサイクリングでした。でも住宅街の裏路地はちょっと怖い。ちびっこが飛び出しそうで。
途中カフェで休憩したので、帰宅する頃にはもうすっかり日没。お風呂に入って、着替えたらすぐに就寝態勢。社会人なら、「明日仕事だ…」とか「6時半には起きなきゃ」とか不安を募らせているかもしれない。
僕もいずれはそうなるんだろうかと思う。 もし社会の荒波に揉まれたとしても、辛い目にあったとしても、海を見れば少し癒される。そう思えた旅でした。